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ジム・ボノウ来日記念セミナー@松山「チームビルディング 成果を上げるチームの作り方 感情知能(EQ)を高めよう」を開催しました

ジムのセミナー(於愛媛男女参画センター)に参加して


 今回のセミナーに私はジムの翻訳者として参加しました。打ち合わせの時にジムから「用意したスライドを飛ばしたり、付け加えたりするかもしれない」と言われた時は、焦りながらも嬉しかったです。

用意されているスライドはすでに日本語訳がついているので、それを読み上げるだけになってしまうと、私自身の居場所が無いなぁと感じていたからです。

ジム自身が場の雰囲気、聞いている人の様子を見ながら、プレゼン内容を付け加えたり、飛ばしたりと「能動的に」プレゼンする人なのだということがわかって、とても共感できましたし、やりがいも感じました。教員としてスライドを読み上げるだけの講義はつまらないと感じていましたので、ジムのやり方に同意するとともに、言葉の翻訳者としてだけではなく、ジムの思いを伝える役割を担うのだなと感じたのをよく覚えています。


 実際のセミナーは、ドラムサークルの実践の後にジムの理論的説明が入る形で行われました。ジムがついさっきドラムサークルの中で起こった参加者の心理的動きを例に挙げながら説明を加えてくれたので、英語についていって日本語にするというより、ジムの説明を私なりに頭の中で解釈して日本語にしていったという感じが強かったです。なので、ジムの説明になかった解説を加えたり(ジムには理由を断って加えましたが)私自身が自然と手足を動かしながら翻訳することになりました。そのため、参加者がジムが話している時はジムを見ていて、私が日本語を喋る時は私の方を見ることになって、内心「まずかったかしら?」と心配していました。


 でも、終了後にジムとアーサーの二人から、翻訳のやり方がちょうど良かったといってもらえたので、非常に嬉しかったです。英語ー日本語と言葉を単純に移しただけでなく、ジムやアーサーの真意がより多く伝わったのであれば、とても幸せです。


翻訳・通訳部 松井名津

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