【特別番外編】食礼xドラムサークル 特別体験会&研修会を開催しました
- VMCグローバルジャパン
- 6月20日
- 読了時間: 2分
ドラムサークルに参加するたび、私はいつも思います。
「言葉を超えて、人と人が“今”出会う瞬間に立ち会っている」と。
今回は、私が2年前、愛媛で行われたVMCグローバルジャパンのインテンシブ研修に参加した際に出会ったレノンリー先生と、ドラムサークルの創始者アーサーハル先生との共演という事で、「こんな貴重な機会はもう無いかもしれない!素晴らしい出会いの瞬間に立ち会えるのでは!?」と期待を込めて参加しました。
はじめは「食礼って何だろう?」「どんなことをするのだろう?」と 研修内容をほとんど知らずに参加したのですが、 終わってみれば、「これは現代を生きるすべての人に必要な学びだ」と強く感じました。
武学の中で伝えられている「食礼」は、単なる所作やマナーではなく、命と向き合うための実践そのもので、食べるという日常の行為を通して、自分の在り方、身体の整い、そしてその場をともにする人たちとの、静かなつながりや空気の重なりにも意識が向いていきます。
音を聴くこと、 食をいただくこと、 どちらも、「今ここに戻る」感覚を育てる行為です。 ドラムサークルもまた、ただ音を鳴らすだけでなく、場や相手と響き合う中で、自分を調え、調和を体感していく時間だと思います。 そこで生まれるグルーヴには、言葉も技術も超えた、命に直接響くような感覚がありました。
私は、食と音の共通点は“命そのもの“にあると感じました。どちらも、与えられるものではなく、自分の内側で響かせ、受け取り、循環させるものだと感じたのです。
食礼とドラムサークル。
一見、異なるようでいて、どちらも 「命と命が出会い、響き合う」ことを体感する場だったのだと、今は感じています。
研修会受講生:香川由樹
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