2025年2月、松山市で西瀬戸音楽療法研究会の主催「ドラムサークルファシリテーションの基礎を学べるワークショップ」が開催されました。
愛媛県の音楽療法士の方々にぜひ知ってもらいたいと思っていた願いが叶いました。幅広い年代の方が参加してくださり「ずいぶん前に参加した事あるよ」という人もいましたが、初めての人も多く、始まりは少しかたかった表情が徐々に笑顔になっていく様子が見られ、嬉しくなりました。
私がドラムサークルに出会ったのは、2022年1月名古屋のベーシック研修でした。
ドラムサークルってなんだ?の状況で飛び込んだのですが、それは衝撃的でした。研修で得たものは、住んでいるところも年代も職種も越えた人々、また同じような経歴や志をもった人々との新しい出会い。ドラムサークルのリズムや空気が人を繋ぎ心を癒し、人を成長させる力がある事を体感できたこと。こんなに安心して人と繋がれる研修会は初めてでした。
そして地元松山のトムトムさんとの出会いが名古屋だったのです。
ドラムサークルやりたい!と思った私は、さっそく楽器購入のため助成金申請から始めました。
それから、2023年5月大洲のインテンシブ研修、8月松山のワンディ、2024年1月宮古島のワンディ、3月名古屋のベーシック研修会と、機会ある度に研修会に参加しています。
誰かのためだけでなく自分のための深い学び・繋がれる喜び、そんな魅力がドラムサークルにはあるようです。 今は、日頃関わっている障がい児者のみなさんや支援学校、また病院の精神科ディケアのメンバーさんと一緒に定期的にドラムサークルを楽しんでいます。
仲間が増え、地域にドラムサークルが広がっていくといいなぁ〜と思っています。
地域サポーター: 寳利佳代
(NPO法人カノン主宰、音楽療法士、ピアノ講師)
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