top of page
Experiences in Advanced training
アドヴァンス研修を終えて
2度目のアドヴァンス研修
1度目の参加から5年が経ち、自分のドラムサークルに対する理解がどれくらい変わったのか、ドラムサークルファシリテーターとして成長できているのかを知りたくて、今回のアドヴァンス研修に参加しました。そもそも私はファシリテートに興味がなく・・・続きを読む
河西恵美
兵庫県姫路市在住
アドヴァンス研修に参加して 2024
音楽のコミュニケーションは大変です。
それは、どういうこと?と訊き返すのも難しい…
相手のペース・言葉遣い(音楽だけど)もわからない。
そもそも…こちらからのドンドコ信号も正しく理解してもらえて・・・続きを読む
中野英行
千葉県長生郡在住
昔も今も憧れの師匠です!
私が初めてキャメロンを見たのは、かれこれ10年以上も前、アーサーのVHSテープの中でした。
その頃私はDCを題材にした講義を短大でする事になり、当時あまり参考資料などが無く、藁にも縋る思いで手に入れたテープは字幕も全て英語で ・・・続きを読む
松尾志穂子
岐阜県各務原市在住
©VMC Global Japan
河西恵美
2度目のアドヴァンス研修
1度目の参加から5年が経ち、自分のドラムサークルに対する理解がどれくらい変わったのか、ドラムサークルファシリテーターとして成長できているのかを知りたくて、今回のアドヴァンス研修に参加しました。
そもそも私はファシリテートに興味がなく、ドラムサークルのサポートだけをするつもりでしたが、ひょんなことからファシリテーターとして歩み出さざるをえなくなった人なので、1度目の受講では「正直やりたくない」という気持ちがまだまだ強かったこともあり、学ぶことへの積極性に欠け、受講生の方々の輪にもうまく入ることができませんでした。それでも皆さんのドラムサークルと真摯に向き合う姿とその熱意に触れたことで、「私はドラムサークルファシリテーターをやる」という思いに迷いがなくなりました。その後地元でレクリエーションや音楽療法などのかたちで小規模のドラムサークルを実施してきましたが、実践の場で誰かの指導を受けたりアドバイスをもらったりする機会がほとんどなく、実施回数を重ねて慣れていく一方で、これでいいのかという不安も大きくなっていました。そんなときに開催がアナウンスされた今回の研修。これは私にとってチャンスの場だと直感しました。
講師のキャメロンは素晴らしいチャレンジの場を作ってくれました。個性豊かな受講生全員の様子を公正かつ公平に深く観察し、それぞれの長所を見つけ出してパワーのある言葉で私たちに伝え、的確なアドバイスをいくつも聞かせてくれました。質問に対しても一つ一つ丁寧に答えてくれました。何人もの貴重な体験と学びを共有できたことで、抱えていた不安は払拭され、新たな扉が開かれた、そんな時間でした。さらには「私は私のままでいい」という肯定感さえも与えてもらったのです。また、4日間寝食を共にした受講生の皆さんとのワークやプライベートな時間での会話を通して、自分の方向性も整理されていきました。
2度目の参加を通して確実にステップアップできたことを実感している今、自分の歩幅で着実にドラムサークルファシリテーターとしての歩みを進めていこうという思いにあふれています。ドラムサークルに参加してくれる人たちに、こっそりとワクワクのマジックをかけられるファシリテーターになれるよう、研修での経験を糧に前進します。そして近い将来に進捗をチェックすべく、3度目の受講を今から目論んでいます。
2024年
河西恵美/兵庫県在住
職業:ドラムサークルファシリテーター、ベーシスト
アドヴァンス研修に参加して 2024
音楽のコミュニケーションは大変です。
それは、どういうこと?と訊き返すのも難しい…
相手のペース・言葉遣い(音楽だけど)もわからない。
そもそも…こちらからのドンドコ信号も正しく理解してもらえているかわからない。
だからこそ非言語の体験を、あえて言葉を交わして気づきや思いを伝え合うことはとても大切なことだと思います。
今回のアドヴァンス研修は、キャメロン氏、横田氏を中心に全国のファシリテーターが、音楽、リズム、言語などそれぞれのコミュニケーションのチャンネルで、お互いの思いや考えを伝え合い、さらに高めあう良い機会でした。私にとって、ファシリテーターの方々との交流は本当にありがたい体験です。ドラムサークルを初めて体験してからの時間が決して長くない私は、自分の取り組みに自信が持てず、本当にこれでよいのだろうかと思いながらサークルの中心に飛び込んでいます。
音楽、言葉のコミュニケーションは難しい…
あるファシリテーターの伝えたいことが、参加者に上手に伝わらない…ではどうやったら伝わるのか、それを仲間同士で話し合い、アイデアを出してそれを試しの場で実施してみる。そしてそこで起きたことを分かち合う。仲間から生まれたアイデアを結合したり、深掘りをしたりして、次の試しへと繋げていく…
キャメロン氏は実践の中から、それぞれのファシリテーターの良いところやユニークなところを見極めて具体的に言語化してくれる。我々も、仲間へのフィードバックの内容を享受することができる。実施した結果の考察だけでなく、今後のために概念化していく様子が自然に生まれていく環境は本当に素晴らしいものだと思いました。そのような環境に参加できたことは、本当に幸せな体験でした。
松山から戻って私が強く思っていたことは、アドヴァンス研修で得た学びを「早く実践したい!」ということでした。キャメロン氏や横田氏からの学び、一緒に参加したメンバーからの学び、そして自分の体験からの学び、たくさんの気づきを、私たちのドラムサークルの環境づくりに繋げていきたいと思っています。素晴らしい学びの時間をありがとうございました。再び、この学び体験ができることを楽しみにしています。
2024年
中野英行/千葉県在住
職業:企業研修講師
中野英行
松尾志穂子
昔も今も憧れの師匠です!
私が初めてキャメロンを見たのは、かれこれ10年以上も前、アーサーのVHSテープの中でした。
その頃私はDCを題材にした講義を短大でする事になり、当時あまり参考資料などが無く、藁にも縋る思いで手に入れたテープは字幕も全て英語でした。英語がわからない私でしたが、それでも一際分かりやすく憧れるファシリテーションをしていた人がキャメロンでした。
それから10年以上経ち、私は名古屋市の中学校で500人DCをする事になりました。前代未聞の大仕事を引き受けてしまい、どのように取り組んで行くべきか途方に暮れていました。そんな時運命のようにキャメロンの研修のご案内をいただき、すぐさま飛びつきました。あのキュートな笑顔は10年経っていても、あの時のFAだと分かったからです。
自然豊かな大三島での最初のプログラムは、地元の中学生を対象にしたキャメロンのDCの見学でした。
既にセッティングが終了していた体育館に入った時の衝撃は今でも鮮明に覚えています。緻密に計算された楽器の配置、椅子の間隔、空間の使い方…。予想されるリスクが全部クリアされており、始まる前から「このDCは絶対に混乱するはずがない」と確信しました。思わず「美しい…!」と呟いてしまうほど、今まで見た事のないセッティングでした。勿論中学生とのDCは、豊富な経験と知恵がぎっしり詰まっていて、メモを取るのも惜しいくらい目から鱗の連続でした。
その後の研修では頭も体も納得のトレーニングの数々でした。すっかりキャメロンのファンになってしまい、急遽滞在日を延長したほどです。そして隙を見つけては500人DCのヒントになることを聞き出そうとする私のどんな質問にも、キャメロンは丁寧に真摯に向き合い応えて下さり、その数日で実に大きな学びを持ち帰る事ができました。お陰でその年の12月に行われた500人DCは、セッティングの時点から今までの自分の殻を脱いだ挑戦ができ、無事成功することができました。もし研修に参加していなかったら全く違ったDCになっていたと思います。心から参加して良かったと思うと共にまだまだ彼の元で学ぶ機会があれば学びたいと強く願っています。
2016年
松尾志穂子/岐阜県在住
職業:DCファシリテーター、マリンバ・打楽器奏者
bottom of page