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Experiences in Mentor training

メンター研修を終えて

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自分の可能性を高める深い学び

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流行病が2年ほど続いて、各種イベントが中止になり対面で人と人が接することさえ難しく感じる期間がすぎた。当然、人々の考え方、暮らしにも影響を与えたこの数年。当然、僕にも影響を与えた。ドラムサークルを知ってから10年目にコロナ禍があり、  ・・・続きを読む

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中川哲也

​奈良県生駒市在住

​DCFとして生き抜く覚悟を決めた2015年初夏10日間

Kouichirou Morita2

ボクのDCFとしての技術的骨格となってきたVMCジャパンプレイショップ。
2015年のメンターシップトレーニングを受講するまで過去5回の受講のうち、最初の3回はその技術的基盤を、次の2回では実行委員のメンバーとなり、参加者の学びを支える裏方として、
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森田孝一郎

鹿児島県鹿児島市在住

中川哲也

流行病が2年ほど続いて、各種イベントが中止になり対面で人と人が接することさえ難しく感じる期間がすぎた。

当然、人々の考え方、暮らしにも影響を与えたこの数年。当然、僕にも影響を与えた。
ドラムサークルを知ってから10年目にコロナ禍があり、新しい生活様式と言われてドラムサークルも開催しにくくなった経験を経て、僕自身もドラムサークルを2年間開催していない。
今回の参加は『その状況で参加する意味はあるのか?』という自分自身への問いでもある。

2015年以来、8年ぶりのメンターシップトレーニング。もう一度、学びなおすつもりで参加しました。

8年も経てば、取り巻く環境も変化し自分自身も変化するものだと思うけど、自分自身の意図をもって変化していきたいと僕は思ってる。
今回の参加はアーサーやジムに会うことによって自分自身がどのように変化しているのか、変化する準備はできているのか、という確認でもあった。

何かを成し遂げたいと思う時、指導していただける人が居て、支えてくれる仲間がいて、何気ない一言や態度、全ての関わる人たちが、僕自身の課題に向き合うチャンスをくれている。
理屈ではわかっているものの、以前まではそのような感じ方ができなかった。

トレーニングの中で「氷山の一角」という比喩表現を使ってのワークがある。
グループに分かれて氷山の見える部分、見えていない部分を話し合う。

見えていない部分、特に自分のネガティブな部分を人に話すのは心地良いものではない。
しかし、8年前の同じワークでは十分に自己開示ができていると思っていた。
今思えば無意識に、ホントに触れて欲しくない部分はベールに包んで伝えていたということに気づく。

今回は以前の自分の弱さに気がついて自分のことをさらけ出して「言えない」と思った。もちろん言わない選択もできた。
だけど、ジムが自身の氷山の見えていないネガティブな部分を語り出してくれた。

その姿を見た時に、自分も前に進みたいと感じた。そのジムの姿こそがメンターとしてのお手本なのか?ということも受け取りつつ、自分の壁を破りたいと勇気をいただいた。

氷山のワークはメンティたちが来る前のワークで、その時を分岐点として僕自身の今回のトレーニングの深さが変わったと思う。
あの時に僕自身が自分自身をさらけ出せなかったら全く違うトレーニングになっていたに違いない。

その経験があるからこそ、それぞれの氷山をもってメンティたちに接する時、僕は最大限の敬意を持って接することしかできないと思った。
僕がメンティより様々な経験をしていたとしても、社会的経験や人生の経験が長いとしても、そんなことは何も関係ない。僕とは違う氷山を持った人たちから学ぶものは大きすぎる。
学ぶものが多すぎて、自然に敬意を払って接することができる。その方の隠れている氷山はどんなものだろうか?と想像するだけでも愛おしい存在になっていく。
理屈で理解するのでなく、心の中に腑に落ちていく感覚が自分の中で大きい。

もちろんこの経験はドラムサークルにだけ生かせられるものではなく、これからの自分の人生に生きてくると思う。

最後の最後に、メンターのみで集まってのクロージングセレモニー。
トムトムが用意した種類の違う記念の品。

その記念の品とは、僕たちがここに参加したということを後々の人生で回想できる記念品である。
ジムがそれぞれメンターたちのイメージに合わせて選んで渡すのだが、最後に残った記念品を自分の記念の品として『選んだ』と表現し「自分の物はそれで良いと思う」と言った。

【ここにいる人たちが、それぞれの花を咲かすのが自分にとって最大の歓びで、最も自分にとって意味のある出来事だ】
というジムからのメッセージを感じた。

それこそDCファシリテーターらしく❝教えずしておしえてくれた❞メンターとして大事な部分。
人としての振る舞いが、いかに大事で、影響がどれだけ大きいのか、DCファシリテーターとしてだけではなく、人生においても価値のある有意義なトレーニングを過ごさせていただきました。
今回出会った皆様の、新しい時代のDCファシリテーターの成功を楽しみにしながら、僕も新しい自分の発見とともに前進をしていくこと決意しております。

自分の可能性を高める深い学び

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2023年
中川 哲也/奈良県生駒市在住
職業:大学職員

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DCFとして生き抜く覚悟を決めた2015年初夏10日間

Kouichirou Morita2

ボクのDCFとしての技術的骨格となってきたVMCジャパンプレイショップ。
2015年のメンターシップトレーニングを受講するまで過去5回の受講のうち、最初の3回はその技術的基盤を、次の2回では実行委員のメンバーとなり、参加者の学びを支える裏方として、学びを深めてきました。

そして2015年4月5月愛媛県中島で行われた日本で初のメンターシップトレーニングは、ボクにとってDCFという道で生き抜くんだ、という覚悟を決めての長期間トレーニングとなりました。
トレーニング中、トレーナーのアーサー、ジムからはレクチャー的なものはほとんどありません。
タイコもたたきません。あるのはジムからの問いかけのみ。その問いに対する反応をあらわし、仲間と話し、みがきあげ、自分という氷山の見える部分を支えている水面下の大きな大きな基盤の中身に気づき、それを起こしていく。DCと同様、結論を先に示さずに、時間経過とともにだんだんと霧が晴れていくように、参加者自らがその疑問と不安を解消し、クリアになって行く手法、これぞまさしくDCFの根幹である「教えずして教え、学ばずして学ぶ」の奥義でした。

自分の今を知り、それを大切に、ある意図を持って同じようにメンティ(メンターシップの元にかかわる人々)の氷山に関心を持ち、よりよき方向にすすむために自分にも相手にも問いかけつづける。
このメンタリングルーチンを、リズムイベントの場で習慣化することで、そのリズムの場は、より和やかで温もりに満ちたものになっていくものと思いました。それがこのメンターシップトレーニングの主旨であること、最終日になんとなくボンヤリとですがわかった気がします。

そして強烈だったのはこのメンターシップトレーニングをやりぬいた仲間たちとのクロージングセレモニー。
あまりのその予想外の展開に、感極まり極限状態に。その内容はメンター受講生同志の硬い秘密となり、深い絆で結び合えました。

意図を持ってあえて内容を示さず、その場で起きること自体から学びをより深めるこの手法とその効果、このプログラムデザインプロセスも今回の大きな学びのひとつとなりました。その上で、メンターシップトレーニング一番の大きな学びは「自分のあり方を学びつづける」。皆さんのDCFとしての成功を祈ります。

森田

2015年
森田孝一郎(もりぶー)/
鹿児島市在住

職業:リズムコミュニケーター

Kouichirou Morita
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