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Experiences in Mentor training
メンター研修を終えて
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©VMC Global Japan
DCFとして生き抜く覚悟を決めた2015年初夏10日間

ボクのDCFとしての技術的骨格となってきたVMCジャパンプレイショップ。
2015年のメンターシップトレーニングを受講するまで過去5回の受講のうち、最初の3回はその技術的基盤を、次の2回では実行委員のメンバーとなり、参加者の学びを支える裏方として、学びを深めてきました。
そして2015年4月5月愛媛県中島で行われた日本で初のメンターシップトレーニングは、ボクにとってDCFという道で生き抜くんだ、という覚悟を決めての長期間トレーニングとなりました。
トレーニング中、トレーナーのアーサー、ジムからはレクチャー的なものはほとんどありません。
タイコもたたきません。あるのはジムからの問いかけのみ。その問いに対する反応をあらわし、仲間と話し、みがきあげ、自分という氷山の見える部分を支えている水面下の大きな大きな基盤の中身に気づき、それを起こしていく。DCと同様、結論を先に示さずに、時間経過とともにだんだんと霧が晴れていくように、参加者自らがその疑問と不安を解消し、クリアになって行く手法、これぞまさしくDCFの根幹である「教えずして教え、学ばずして学ぶ」の奥義でした。
自分の今を知り、それを大切に、ある意図を持って同じようにメンティ(メンターシップの元にかかわる人々)の氷山に関心を持ち、よりよき方向にすすむために自分にも相手にも問いかけつづける。
このメンタリングルーチンを、リズムイベントの場で習慣化することで、そのリズムの場は、より和やかで温もりに満ちたものになっていくものと思いました。それがこのメンターシップトレーニングの主旨であること、最終日になんとなくボンヤリとですがわかった気がします。
そして強烈だったのはこのメンターシップトレーニングをやりぬいた仲間たちとのクロージングセレモニー。
あまりのその予想外の展開に、感極まり極限状態に。その内容はメンター受講生同志の硬い秘密となり、深い絆で結び合えました。
意図を持ってあえて内容を示さず、その場で起きること自体から学びをより深めるこの手法とその効果、このプログラムデザインプロセスも今回の大きな学びのひとつとなりました。その上で、メンターシップトレーニング一番の大きな学びは「自分のあり方を学びつづける」。皆さんのDCFとしての成功を祈ります。
2015年
森田孝一郎(もりぶー)/鹿児島市在住
職業:リズムコミュニケーター

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