Experiences in Basic training

ベーシック研修を終えて

 
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ドラムサークルの可能性

Uchida Issei

2020年の名古屋でのベーシック研修を受けてきました。以前からドラムサークルの存在は知っていたのですが、大学の講座で1dayのプレイショップを受けた際に、自分の糧となると思い立ち受講しました。実際受けて感じた事はたくさんありますが大きく2つあります。1つは、・・・続きを読む

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内田一晟

愛知県岡崎市在住

新しい自分を、見つけた3日間

Katou Yasuko2

トムトムさんドラムサークルのご指導ありがとうございました。
一緒の参加してくださったみなさん、楽しい時間を共有していただきありがとうございました。

今回ドラムサークルでは、最初ファシリテーターの番が・・・続きを読む

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加藤恭子

愛知県海部郡在住

回想・・・

プレイショップジャパン2017

Toshiyuki Abe2

2017年に大三島にて開催された、プレイショップジャパン2017で、私は初めてアーサー・ハル氏が提唱するドラムサークルファシリテーションの理論に出会いました。その印象の強さから、ファシリテーターの在り方やドラムサークルの進行行程を考える上での根拠として・・・続きを読む

Toshiyuki Abe

阿部敏行

東京都在住

ドラムサークルの可能性

Uchida Issei

2020年の名古屋でのベーシック研修を受けてきました。以前からドラムサークルの存在は知っていたのですが、大学の講座で1dayのプレイショップを受けた際に、自分の糧となると思い立ち受講しました。実際受けて感じた事はたくさんありますが大きく2つあります。1つは、コミュニティ(ドラムサークル)を進行していくにあたりどんな人で、そのコミュニティに合った運営、進行をすることの大切さと難しさです。多種多様な人が集まる場所でどんなサインを出して、アンサンブルを円滑に進めるか、とても勉強になりました。2つめは、一つめと絡めてですが音楽以外の繋がりの重要性です。研修と実践を経験していくうちに、ドラムサークルとは音楽“教育”であり社会性やコミュニケーションを成長させるツールだと確信しました。まだまだファシリテーターとしては山を登り始めたばかりですが、これから様々な場所で経験を積み、多くの人とこの輪を広めていきたいと思いました。

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内田一晟/愛知県岡崎市在住

職業:名古屋音楽大学大学院 器楽研究科

新しい自分を、見つけた3日間

Katou Yasuko2

トムトムさんドラムサークルのご指導ありがとうございました。

一緒の参加してくださったみなさん、楽しい時間を共有していただきありがとうございました。

 

今回ドラムサークルでは、最初ファシリテーターの番が回ってくることが、怖くてしかたありませんでした。いつも拍が、ずれるのでリズムに自身がなく、指示がだせるのか心配だったからです。でも真ん中に立ってグループの笑顔をみていると、「大丈夫だからやってごらん」と背中を押してくれているような安心感を感じられ、トムトムさんからも「失敗はないから」と言葉を頂き、できても間違っても許されている喜びを感じました。ことに、何度も繰り返すたびに、グループが一つになっていき、ファシリテーターが前に出る度に「何?なにがしたいのかな?」

と心でそれぞれに会話しているようで、最後には次にすることがわかってきたような一体感があり、たとえみんなが指示に従えなくても笑い飛ばして、学びになり、すべて学びなんだ。と自分に安心と自信がついたのを感じました。最後に中央にたき火を見立てた周辺で、無心にドラムを叩き続けた時、どこからか自分のリズムに同調している楽器の音を感じ、また移りかわる中で、自分の人生のような恒に人と人との繋がりのなかでの関係性において様々な役割を感じ、それでいて全体で大きなリズムを奏でていく、「みんな違って、みんないい」そんな強いメッセージを受けました。終わってみると、以前は人前に立つ時の、私の演奏に対する不安が、少し和らいだ気がしました。

加藤 恭子/愛知県海部郡在住

職業:看護師

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回想・・・プレイショップジャパン2017

Toshiyuki Abe2

2017年に大三島にて開催された、プレイショップジャパン2017で、私は初めてアーサー・ハル氏が提唱するドラムサークルファシリテーションの理論に出会いました。その印象の強さから、ファシリテーターの在り方やドラムサークルの進行行程を考える上での根拠として、この理論は私の心に深く根付いています。私が参加したプレイショップジャパン2017では、この理論に基づくレクチャーとトレーニングが、アーサー・ハルご自身による指導で行われました。大三島での3日間は、私にとって大きな意味を持つもので、私の人生の転機となっているような気がしています。

ドラムサークルに過去一度だけ参加し、その楽しさだけを感じていた自分にとっては、実は宇宙的規模の奥行きと広がりが隠されていることを十二分に感じさせ、同時に、安易にファシリテーターになろうとしていた自分に、その道のりの遠さをも厳しく認識させるワークショップでもありました。自分のパーソナリティは、ファシリテーターのあるべき理想からすると、最も遠い位置にあることも認めざるを得ませんでした。他の参加者の皆さんが魅力的なジャンプインを繰り広げる中、自分だけが固い表情でぎこちなく、なりふりかまわず不器用極まりないボディランゲージでキューを出している姿・・・当時の写真を見ると、その時間を一括消去したい気分に駆られます。何か、自分だけが取り残されているな、という気持ちと、それまで気づかなかった等身大の自分自身を初めて目の当たりにしたことで、とても落ち込んだことも思い出されます。しかし、全日程が終わったときには、ドラムサークルの本質に一歩でも近づきたい、と帰京する新幹線の中でふつふつとわき上がってきた強い思いも忘れることができません。不思議なもので、何をやっても諦めの早い性格の自分が、今でもその遠い道のりを歩き続けています。

プレイショップ期間中は自分がほかの参加者の皆さんとほとんど関係性を築けず、さらに子どもの頃からの習性で内向き指向の日々を送ってきました。しかしこれを機に、実に多くの方々と知り合い、交流を持たせて頂くことができました。驚くべきことです。ドラムサークルに真摯に向き合っているすべての方々から、心温まる貴重なご助言、示唆をいただいていることに感謝しています。これも、ドラムサークルがもたらす大きな力なのでしょう。

ドラムサークルを通して、参加者の皆さんが個々の個性を融和させながら、共有・共感の魅力を味わい、やがて一つの有機体としてグルーヴを形成していく・・・そしてコニュニティが姿を現す、そのコミュニティは排他的なものではなく、多様性を認め合うものであること・・・この先何十年かかるのかわかりませんが、その手助けができるパーソナリティを目指して、これからも歩みを進めていきたいと思っています。

阿部敏行/東京都在住

職業:駒沢女子短期大学保育科専任教員

Toshiyuki Abe