令和4年9月10日(土)札幌大谷大学で「ドラムサークル・ファシリテーション体験セミナー」を行いました。
大学夏休み最後の週末に開かれたセミナーは、新型コロナ感染対策を考慮し、少人数での開催となりました。同大学で音楽療法士を目指している学生方を中心に、大学で教鞭をとっている先生方と音楽療法士も加わりました。
ほとんどの参加者はドラムサークルが初体験。セミナーの始まりは、ほぼ全員がトレーナーの演奏するジェンベのリズムパターンの模倣を試み、ドラムクラスのようになっていました。大学生にとって授業でティーチングモードになることは自然なこと。そこで、最初に、通常は敢えて使わない「お好きにどうぞ」マインドを強調するファシリテーション介入をしました。するとあっという間に、彩り豊かな自分らしいリズムを演奏するようになり、日頃から音楽療法士を目指し、人とつながりあうことを学んでいる姿勢を実感しました。
今回は、「楽しむこと」を目的にしたいとの要望もあり、リズムを使ったファシリテーションの導入として大切なコンセプトをひとつひとつゆっくりじっくり学んでいきました。
また、後片付けに自主的に参加し、車に楽器を積み込む最後まで手伝ってくれた学生の方々。たった3時間のセミナーでしたがリズムを通して深くつながり合えた1日でした。
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