ベーシック研修を受けて
ドラムサークルの可能性

2020年の名古屋でのベーシック研修を受けてきました。以前からドラムサークルの存在は知っていたのですが、大学の講座で1dayのプレイショップを受けた際に、自分の糧となると思い立ち受講しました。実際受けて感じた事はたくさんありますが大きく2つあります。1つは、コミュニティ(ドラムサークル)を進行していくにあたりどんな人で、そのコミュニティに合った運営、進行をすることの大切さと難しさです。多種多様な人が集まる場所でどんなサインを出して、アンサンブルを円滑に進めるか、とても勉強になりました。2つめは、一つめと絡めてですが音楽以外の繋がりの重要性です。研修と実践を経験していくうちに、ドラムサークルとは音楽“教育”であり社会性やコミュニケーションを成長させるツールだと確信しました。まだまだファシリテーターとしては山を登り始めたばかりですが、これから様々な場所で経験を積み、多くの人とこの輪を広めていきたいと思いました。
内田一晟/愛知県岡崎市在住
職業:名古屋音楽大学大学院 器楽研究科
